2024年6月13日木曜日

Apple Intelligence御降臨

今週はApple様がWWDCを開催しましてmacOSやiOSなどの各種OSの新バージョンを発表しましたが、やっぱなんつってもほとんどの人々の注目はAIサービスの「Apple Intelligence」だったでしょうね。ま、以前から噂はありましたのでサプライズという訳ではありませんが、コレでよーやくApple様も先行するGoogleやMSなどに続き、生成AIサービス分野への参入を果たしたということになりますかな。但し、Apple Intelligenceの構造について簡単にまとめてみますと、比較的軽いデータ処理に関しては全てオンデバイスで行い、負荷がかかる処理はApple様のApple Intelligence専用サーバにアクセスしてセキュリティーやプライバシーを確保し、さらにインターネットからの情報を必要とする場合は提携したOpenAIのChatGPTを利用するらしいので完全なApple様の独自サービスとは言えないようだ。(^д^;) 尚、通信は全て暗号化して行うとのことですが詳細は不明、Apple Intelligenceを使う使わないはユーザーの判断に委ねられるのでセキュリティーが心配だという人はオフにすることも可能らしい。てゆーか、そもそも、このApple Intelligence、サービスとしてはまだまだ未熟のようでして、サービス自体が今夏にアメリカ(英語)で試験運用が開始され、秋以降にiOS18が正式リリースされてからよーやくベータ版になり、英語以外の言語に関しては来年以降に対応予定(時期不明)となっているので日本でも本格的に利用できるのはまだけっこー先になるだろな。(´~`) おまけにApple Intelligenceが利用できるデバイスがA17ProまたはM1以降となっているので当初はかなり限定的なサービスになりますな。ま、SoCなどのスペック的要因もあんだろけど、いきなり多くのユーザーが使い始めると何が起きるかわからんという不安もあってか、まずわ一部のユーザーに提供とゆー感じかしら? Apple Maps開始のときも「パチンコガンダム駅事件」などが勃発して長らくApple Mapsは糞マップという称号を与えられていましたから、今回も失敗すると致命傷になりかねませんからねぇ。(;゚Д゚) ちな、Apple IntelligenceではOpenAIと提携してChatGPTがシステムレベルで利用可能となってますが、フェデリギ氏の発言によりますと、提携先はOpenAIだけとは限らず、GoogleのGeminiなどの採用も視野に入れているようでして、今後はブラウザで使う検索エンジンのようにAIも選択制になっていく可能性があるようだ。ちゅーことは、Apple様的にはChatGPTやGeminiのような生成AIサービスとのガチンコ勝負をするつもりはないのかしら? ま、確かにApple Intelligenceでできることの多くは既に他社のサービスでも利用できることなので単に他社を後追いするよりは変化球でいくのもアリかもね。現状ではApple Intelligenceのスゴさは主宰人的にはあんまし感じないですけど、そのうち「コレは!!!!!」と思わせてくれる革新的、革命的な何か?が登場することを鼻の下を長~くして待ちたいと思います。(^ω^)